NBAに所属しているアルゼンチン選手は、もちろんアルゼンチン代表としても国際的な大会に出ているすごい選手ばかり。
今回はそのアルゼンチン出身のNBAプレイヤーにフォーカスしてみたいと思います。
NBAのアルゼンチン出身は代表常連のすごいプレイヤー揃い!
近年ますますNBAの国際化が進み、もはやNBAの選手はアメリカ人だけ、という時代ははるか昔の物語になっています。
2019年には、我らが八村塁選手が、日本人として初めてドラフトピックで、しかも全体9位というひと桁でワシントンから指名され、毎試合スタメンでの活躍を見せてくれているのは嬉しい限りです。
日本人としては田臥選手、渡辺選手に継ぎ3人目のNBAプレイヤー誕生でしたが、どんどんこれからNBAでプレイする日本人選手が増えて行って欲しいですね。
さて、その日本より格段に多くのNBAプレイヤー、しかもNBAの選手の中でも素晴らしい活躍をしている選手が、アルゼンチン出身の選手が何人もいるんです。
では早速、何人かご紹介しましょう。NBAファンなら一度は耳にした選手ばかりだと思いますよ。
1:マヌ・ジノビリ(SG)
筆頭は「ユーロステップ」で有名な、サンアントニオ・スパーズに16年間所属したマヌ・ジノビリ。
残念ながら2018年に引退しましたが、シックスマンとして目覚ましい活躍をした功績を認められ、彼の背番号20は、2019年3月に永久欠番になりました。
NBAファイナル優勝、ユーロリーグ優勝、オリンピック金メダルを達成したのは、NBAの伝説のプレイヤー、ビル・ブラッドリーとジノビリだけなんです。知ってました?
ちなみにNBAのチャンピオンリングは、4個持っています。アルゼンチンの歴史に残る名選手と言っても決して言い過ぎではないと思います。
2:ルイス・スコラ(PF)
アテネ五輪で金メダルを獲得したメンバーのひとりです。
NBA選手として
プレイ年度 | 所属チーム |
2007-2012 | ヒューストン・ロケッツ |
2012-2013 | フェニックス・サンズ |
2013-2015 | インディアナ・ペイサーズ |
2015-2016 | トロント・ラプターズ |
2016-2017 | ブルックリン・ネッツ |
オリンピック代表として
年度 | 大会 | メダル |
2004 | アテネ | 金メダル |
2008 | 北京 | 銅メダル |
3:ファブリシオ・オベルト(PF/C)
NBA選手として
プレイ年度 | 所属チーム |
2005-2009 | サンアントニオ・スパーズ |
2009-2010 | ワシントン・ウィザーズ |
2010 | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
オリンピック代表として
年度 | 大会 | メダル |
2004 | アテネ | 金メダル |
2008 | 北京 | 銅メダル |
チーム史上最高齢の31歳のルーキーとして、2005年にサンアントニオ・スパーズと契約。ジノビリとチームメイトになったアルゼンチン代表常連選手。
4: アンドレス・ノシオニ (SF/PF)
アテネ五輪金メダル獲得メンバーのひとり
NBA選手として
プレイ年度 | 所属チーム |
2004-2009 | シカゴ・ブルズ |
2009-2010 | サクラメント・キングス |
2010-2012 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
オリンピック代表として
年度 | 大会 | メダル |
2004 | アテネ | 金メダル |
2008 | 北京 | 銅メダル |
5:ウォルテル・エルマン(SF/PF)
アテネ五輪金メダル獲得メンバーのひとり
NBA選手として
プレイ年度 | 所属チーム |
2006-2007 | シャーロット・ボブキャッツ |
2007-2009 | デトロイト・ピストンズ |
オリンピック代表として
年度 | 大会 | メダル |
2004 | アテネ | 金メダル |
ほんの一握りですが、こういう優れた選手をアルゼンチン代表は今までNBAに送り込んできました。
あとは、古いところでは、カルロス・デルフィノやルベン・ウォルコウスキー、
愛称「ぺぺ」ことペペ・サンチェスなども有名ですね。
・東京オリンピック・バスケット日本代表の日程は?東京で金メダルも狙える!
まとめ
さてこんな凄い選手をNBA選手として輩出してきたアルゼンチンですが、そのアルゼンチン代表監督も務めたことのあるヘッドコーチ・フリオラマス監督が、日本代表監督に就任し、2020年の東京オリンピックに臨むことになっています。
・フリオラマスの国籍と言語は?東京オリンピックバスケ日本代表情報
サイズ的にも日本人と変わらないアルゼンチンをオリンピックの金メダル獲得に導いた国の指導者ですから、俄然期待が高まりますよね。
是非、いいグループに恵まれて、最終的には金メダルを取れるよう、日本代表には頑張ってほしいと思います。
頑張れ、日本!