みごと広島カープが25年ぶりに優勝!
2016年セントラルリーグのペナントレースは
広島ファンには非常に盛り上がる展開になりましたね。

となれば、総仕上げに広島ファンの誰もが待ち望むのは
優勝パレードでの広島凱旋ではないでしょうか?

けど実は広島カープ、過去6度のリーグ優勝をしているんですが
優勝パレードが行われたのは「過去に一度だけ」なんです。

なので、今年広島カープの優勝パレードが行われれば
実に「41年ぶり」となるわけです。

これは見逃すと大変!

ということで今回は、2016年の優勝パレードを100倍楽しむためにも
過去に一度だけ行われた広島の優勝パレードについて、
今一度おさらいしておきましょう。

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広島カープ優勝パレードについて

広島カープの優勝パレードが行われたのは、
チームが初優勝した1975年の1度きり。
実に41年前の出来事なんですね。

41年と一口にいうと凄く軽い響きなんですが
よくよく考えてみると
オギャーと生まれた赤ん坊が41歳になるまでの時間!

と考えると、いかに長い間、優勝パレードがなかったのかが
なんとなく想像できるのではないでしょうか?

とすると、2016年の優勝パレードが
どれだけ広島ファンの心を大きく動かし
どれだけの多くの感動を生むイベントなのかが実感できそうです。

広島カープの初優勝とパレードの感動

広島カープ初優勝を祝したパレードが行われたのは、
今から41年前の1975年10月20日のことでした。

これを遡ること5日前、広島カープは10月15日の巨人戦を勝利し
球団創設26年目にして始めての偉業を達成したわけです。

奇しくも2016年の優勝を決めた試合も
相手は読売ジャイアンツでしたよね。

大手新聞社の全面バックアップを受ける巨人とは対照的に
広島市民が草の根ネベルで支え続けた広島の優勝は、
今の言葉でいうと見事な「ジャイアントキリング」だったと思います。

青空のもと、当時の監督・古葉竹識さんを筆頭に
山本浩二、衣笠祥雄らの選手たち、また松田耕平オーナーが
その大きな声援に応えました。

また観客の中には、原爆投下から30年ということもあり、
復興のシンボル「広島カープ」の勇姿に
遺影を掲げて涙を流す方もいたそうです。

驚くべきことに、当時の広島優勝パレードには、
平和の象徴である「平和大通り」の沿道に
実に30万人もの人々が詰めかけたそうです。

当時の広島市の人口は85万人ですから
いかに多くの人々が優勝を祝福したくて駆けつけたのか
また、その思いが強烈だったのかがわかるエピソードです。

広島カープ念願の日本一へ

実は広島カープ、25年ぶりの優勝と騒がれていますが
過去には「カープ黄金期」と呼ばれる時期があったほど
強豪チームとして君臨している時期があったんですよ。

意外でしょ^^

実は1975年の初優勝から1991年のリーグ優勝の間で
17年間に6度のリーグ優勝と3度の日本一という
圧巻の成績を上げているんです。

しかも、Aクラス(3位以内)を逃して
シーズン4位以下の成績だったのは
この17年間にたったの2度だけ!

※1977年 5位
※1982年 4位

いかに毎年優勝を狙える常連チームだったのかが
わかるデータではないかと思います。

常勝軍団であったそんな時代があったからこそ
不甲斐なく下位に沈む25年間という長い年月が
いかに長かったのかが分かると思います。

そりゃー、泣きますよ!
広島ファンは!

ちなみに広島カープの優勝パレードには、
中国JRバスの2階建てオープンバス「めいぷるスカイ」
既に予約済という話もあります。

真っ赤なボディに乗った広島カープの勇姿
その感動をさらに大きなものにするために
やっぱり「日本一」になってもらうしかありません。

3度目の日本一になったのが1984年のこと。

是非、32年ぶりの日本一になってほしい!
そう願っています。