黒田博樹さんは今までにも
何冊かの著作本とDVDなども出されています。

野球というスポーツに愚直に打ち込み
今や日本球界のみならず、
世界にも名前を知られるようになった黒田博樹さん。

でも、意外と知られていませんが
黒田博樹選手は、大阪の上宮高校時代には控え、
エースではありませんし、甲子園にも出場していません。

専修大学へ進学してから、ようやく注目され始めた
本当に「遅咲きの苦労人」なんですね。

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黒田博樹の本から見えるもの

黒田博樹選手に興味はあるけど
よく知らないという方のために
簡単なプロフィールをまとめてみました。

■黒田博樹プロフィール

・生年月日:1975年2月10日(41歳)
・出身地:大阪府大阪市住之江区
・身長:185 cm
・体重:93 kg
・学歴:上宮高等学校~専修大学

▼プロ野球所属球団

・広島東洋カープ (1997 – 2007)
・ロサンゼルス・ドジャース (2008 – 2011)
・ニューヨーク・ヤンキース (2012 – 2014)
・広島東洋カープ (2015 – ?)

黒田博樹選手は、中学時代に父・一博が監督の
ボーイズリーグ・オール住之江に所属し
高校は名門・上宮高校へ進学します。

当時の上宮高校は、大阪屈指の強豪高で
春の選抜高校野球では準優勝の経験もあり
夏の甲子園大会にも常連高でした。

上宮高校の一学年先輩や同級生にも
後にプロ野球入りする選手が大勢おり
黒田博樹は投手としても控えの10番という存在。

さらに黒田が野球部に在籍している間は
上宮高校は甲子園には出場できなかった。

高校時代はこれという成績もなく
まるでノーマークの注目外の存在だったんです。

そこからは専修大学へ進学し才能を開花させ
そしてプロ入りしてからは日本球界を代表する
名投手にまでのぼりつめます。

実は、高校時代には芽が出ずに
全く注目もされなかった選手が
その後、素晴らしい地位を獲得するのは
黒田選手のみならず、結構あることんですよね。

レッドソックスの上原浩治さんも、
東海大仰星高(大阪)では外野手兼控え投手でしたし
アンダースローで一世を風靡した元ロッテの
渡辺俊介さんも國學院栃木高時代は控えでした。

澤村拓一さんも今では巨人を背負って立つ投手ですが
栃木・佐野日大高では控え投手で、
最後の夏の栃木大会は登板機会さえもありませんでした。

黒田の生き方から見えるもの

プロ野球選手たちのその生きかたや経歴を見てみると
とても苦労して考えて考え抜いて生きてきた
そんな側面を感じることが出来ます。

黒田投手には数冊の著作本があり、
そのどれにも野球には関係のない私達が読んでも
生きるヒントや解決に結びつく糸口を与えてくれる内容です。

野球の本という意識を脇に置いておいて
一度読んでみてはいかがでしょうか。

■黒田博樹の本『決めて断つ』

■黒田博樹の本『クオリティピッチング』

■DVD『黒田博樹のカープ愛~野球人生最後の決断』