田中将大投手の2013年の成績
特に防御率に焦点を当ててみたいと思います。

思い出してみても、2013年の田中将大は
圧巻という他に言葉が見つからないほど
もの凄い成績を残し、記録ずくめの年でした。

最多奪三振こそタイトルを逃しましたが
最多勝利、最優秀防御率、最多勝率と
投手部門でも3冠を獲得しています。

そして、楽天創設初の日本一という実績を残し
2013年を最後にメジャー移籍へと舵を切る
その分岐点となった年でしたね。

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田中将大の2013年の防御率は?

さて、ではまず2013年の田中将大投手の
防御率成績をまとめてみました。

【2013年の防御率成績まとめ】

■2013年レギュラーシーズン成績

・28試合登板/先発27
・24勝0敗1セーブ
・防御率1.27
・183奪三振
・自責点30

■CS・日本シリーズ成績

・5試合登板/先発3
・3勝1敗1セーブ
・防御率1.61
・27奪三振
・自責点5

どうでしょうか?

もう本当に開いた口が塞がらない!
そんな表現がぴったりきますよね。

登板試合数は30を超えているのに
防御率は驚異の1点台!!

しかも、注目するべき点は
最多奪三振のタイトルを取ってないこと。

つまり、打たせて取るというピッチングで
驚異の1点台を成し遂げたわけです。

田中将大の2013防御率まとめ

その卓越したピッチングで
驚異の防御率をあげた2013年ですが、
そのデータについては別の記事をご覧ください。

田中将大の2013年の連勝成績を支えたものは?

とにかく、見ていると2013年の田中将大は
オンとオフがきっちりとしているとでもいうのか
そんなピッチングへとシフトして行った年だったように思います。

つまり、力みなくコースを丁寧について
打者を打ちとろうというのが基本の投球。

もちろん、それでも四球やヒットで
相手に得点のチャンスを与えてしまうピンチも
長いイニングにはあるわけです。

すると、ピコッ!とスイッチが入る。

そんな形容がふさわしいように
後続の打者には真っ向から襲い掛かって
三振でねじ伏せてしまう。

そんな印象がとても強く残っています。

そして、スイッチの切り替わった田中からは
この年どの球団のどのバッターも
打ち崩すことが出来なかったわけです。

2013年の田中将大という投手の活躍は
未来に長く語り継がれる成績を記憶をファンに植えつけた、

そんな年でした。

楽天の球団創設初の日本一という快挙は、
まさに田中将大という投手の存在と
防御率に裏打ちされたその投球術が、屋台骨でしたね。