田中将大投手の2013年の成績は
ご存知のように突出した成績でした。

レギュラーシーズン24連勝
未来に語り継がれていく記録だと思いますが
田中将大投手の一体何が変わったんでしょうね?。

確かに2年前の2011年は「19勝5敗」という
好成績をあげているので実力や折り紙つき。
ですが、前年の2012年は10勝4敗ですから
驚きの進化を見せたといってもいいと思います。

そのあたりの2013年の好成績
連勝を支えたものはなんだったのか
まとめてみることにします。

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田中将大の2013年・連勝の投球術

今一度、2013年のレギュラーシーズンの成績を
振り返っておきましょう。

■田中将大・2013年レギュラーシーズンの成績

・24勝0敗1セーブ
・防御率1.27
・183奪三振
・自責点30

やっぱ凄いですね。

開幕24連勝とひと口に言っても
これを達成するためには実に様々な条件が
揃わなければいけないわけですもんね。

田中将大という投手は
そういう「運」も味方につける
何か強いものを持っている選手だと思います。

でもそういう「運」ではなくて
2013年の田中将大は、前年とは
どこがどう違っていたんでしょう?

調べてみると、
実に色んなことがわかってきました。

気になるデータとしては
まず「三振の減少」があげられます。

三振の数が減ったというのは
田中投手の球威や急速が落ちたというような
そういうことは意味しません。

つまり、闇雲に三振をとる投球から
打たせてアウトを稼ぐという投球術に
シフトしたというのがその真意です。

データを比べてみると、
それは一目瞭然でした。

■三振でのアウト奪取率

・2011年 35.5%
・2012年 32.6%
・2013年 25.9%

つまり、2013年の田中将大は
明らかにゲームを作るという意識に変わり、
例え対するバッターにヒットを打たれても
結果的にそのイニングを「0点」で抑えよう。

そういう意図が
はっきり出ている結果だと思います。

田中将大の2013年・連勝のチーム事情

そして、次に気になるデータは
楽天というチームの得点能力です。

2013年、田中将大が先発した
レギュラーシーズンは28試合ですが
チームの援護率(RS)は6.22となっています。

これは同じチーム内のどの投手よりも
多くの援護を貰っているという証拠です。

星野仙一監督がインタビューで話したように

田中が投げる試合は
打線も何とかしようと必死。

その気持ちが結果に結びつくようになった

という言葉がそのことを
裏付けているように思います。

エースと言うのは、単に投げて抑えるのではなく
チームの士気にも大きな影響を与えている。

田中将大という投手は
チーム成績にも大きな影響力を持つ
そういうオーラを纏った選手なんですね。

田中将大の2013年成績まとめ

さて、2013年の田中将大の成績と
連勝記録を達成した理由について
お送りしてきました。

最後に、もうひとつ重要な要因を
まとめて加えておきたいと思います。

それは、2010年の11月に
ブログで真剣交際を発表した
里田まいサン(現在の奥さん)の存在でしょうね。

田中将大選手が2013年の連勝記録を達成したのは
25歳という若さのことです。

世間の注目を大きく浴びることにもなり
大きなプレッシャーがあったのは
間違いないと思います。

そんな時、そばにいて見守ってくれていた存在
里田まいサンがいたからこそ、
あの大記録が生まれたと言っていいでしょうね。

さて、最後に田中将大さんの
オフィシャルブログから
そんな二人の絆が想像できる記事を
引用して終わりたいと思います。

2012-01-26

交際を始めたころから彼女の優しさを身に染みて感じ、
安心してプレーを続けることができました。

昨シーズン、数々の賞をいただくことができたのも、
日ごろから彼女に温かく見守ってもらい、
支えられてきたからこそ得られたものです。
もちろん、まだまだ満足するつもりはありません。

これから、プロ野球選手として
そして男として大きくなりたいと思っています。
そんな成長していく姿を、彼女に一番近くで
見守ってもらいたいと心から思い、結婚を決意いたしました。

一番大切な彼女が安心して笑顔で過ごせるよう、
どんどん活躍していきたいと思っています。

いつも応援してくださっているファンの皆様、
そして温かくサポートしてくださる関係者の皆様。

まだまだ未熟者の二人ですが、
これからも何卒よろしくお願いいたします。