女子ゴルフ界の超新星が現れました!その名は、
渋野日向子さん
海外メジャーに挑戦してきた歴代日本人がどうしても手繰り寄せきれなかった海外メジャー優勝を、弱冠21歳、プロ転向1年強というスピードで全英オープン2019を制し、一躍時の人となった女子ゴルフ界の日本人シンデレラです。
1977年の全米女子プロゴルフ選手権で樋口久子さんが優勝して以来、実に42年ぶりの日本人女子ゴルフ界の快挙でした
ちなみに男子ゴルフ界では日本人のメジャー覇者はいまだいません。
樋口久子さんは、もう伝説と言ってもいい女子プロゴルファーの草分けですし、その樋口さんに次いで現れた渋野日向子さんにも日本でちっちゃくまとまらず、大きく世界へ羽ばたいて貰いたいですね。
そんな気持ちを込めて、ここからは渋野さんにフォーカスしてお届けします。
女子ゴルフで海外メジャーを制した日本人の素顔
ではまず、その海外メジャー制覇2人目となった渋野日向子さんが帰国後行った優勝記者会見をご覧ください。
とてもキュートで笑顔の素敵な女性ですよね。一発でファンになっちゃいました(笑)
初々しいというか、ほんわかしてるっていうか、誕生日でも祝ってもらっているかのような自然体。そのナチュラルな受け答えに、彼女の性格がよく出ているなあと思いました。
21歳の渋野日向子さん素敵。これからどんどん追いかけたいと思います(笑)
女子ゴルフで海外メジャーを制した日本人の裏の顔
さて、突然のように出てきたイメージのある渋野日向子さんですが、実は彼女が海外メジャーを制した2人目の日本人になったのには、きちんとした「裏の顔」というか、強い裏付けがあるんです。
そのあたりを少し紐解いてみましょう。まずは軽くプロフィールを。
プロフィール(2019年現在)
- 名前:渋野日向子(しぶの ひなこ)
- 生年月日:1998年11月15日
- 年齢:21歳
- 出身:岡山県岡山市
- プロ転向:2018年
- 世界ランク11位
全英で海外メジャー制覇したので、世界ランクは一気に11位にまでに浮上しています。
恐るべき才能の片鱗
実は渋野日向子さん、ゴルフは小学2年の時に初めていますが、お父さんは公務員でごく普通の家庭に育った様子。
ただ、運動神経は学生時代にスポーツ(陸上競技)をしていた両親から受け継ぎ、中学生の時には、ゴルフを野球と両立しながらプレイし続けていたそうです。
野球のスイングとゴルフって意外と共通点だけか全く違うところもありますから、そのあたりの経験から『渋野日向子さんなりのスイング理論の試行錯誤』があったのかなと、個人的には想像しました。
いずれにしても野球のスイングではゴルフスイングはうまくいかないので、自分の頭を使って考えるということをごく自然に習得したのかなと思います。
その仮説どおりの結果もあるのかどうか、渋野さんは中学生ながら2011年の岡山県ジュニアゴルフ選手権競技に出場して優勝。さらに驚くべきことに、2012年、2013年と同大会の3連覇を果たしています。
凄すぎるアマチュア戦績ですよね。
さらにさらに、2014年に岡山県作陽高等学校へ進学すると、中国女子アマチュア選手権でも優勝しています。
その実力を引っさげて2018年にはプロに転向し、早速2019年にはワールドレディースチャンピオンシップサロンパスカップでプロ初優勝。
そして弱冠21歳、プロ転向1年強というスピードで全英オープン2019を制し、押しも押されぬ若手人気ナンバーワンに上り詰めたわけです。
いつも笑顔の渋野日向子さんですが、おそらくその陰では人の2倍も3倍も練習していることは間違いないとは皆さんが想像することだと思います。
まとめ
さて「女子ゴルフの海外メジャーを制した日本人は歴代この2人だけ!」と題してお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?
渋野さんについて個人的に考えたのは、やはり中学時代のゴルフと野球両立時に、色々と試行錯誤した考える力と彼女の持つ気持ちの柔軟さというのが、若くしてこれだけの結果に辿りついた理由なのかな、と感じました。
試行錯誤と基礎練習の反復
これは何もゴルフのみならず、すべての分野で技術習得に共通するテッパンの本質かもしれませんね。
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