サッカー世界得点ランキングで、歴代トップ10に入っている各国代表選手についてお伝えしたいと思います。
世界得点ランキングを見てみると、世界で最も得点をあげているのは、意外にもアジアの選手でした。
いつもサッカー日本代表を苦しめてきた、あの国のあの選手です。コアなサッカーファンならもうお分りかと思います。
また日本代表の歴代得点ランキングと世界の選手を比べてみると、いかに世界が広いかわかると思うので、これもオススメのデータの読み方です。是非、比較してみてくださいね。
さて、世界の国際舞台で最もゴールを決めた代表選手は誰でしょう?早速、各国代表の世界得点ランキング10位から発表していきます。
サッカー世界得点ランキング10位〜4位まで【各国歴代代表】
※データは、得点と出場試合数。2019年11月現在
71得点/110試合
75得点/134試合
75得点/68試合
77得点/92試合
78得点/137試合
79得点/108試合
80得点/84試合
ランキング10位〜4位までのまとめ
みごと4位には、日本代表の釜本邦茂さんがランクインしています。この結果を見て、あれ?と思った人は相当なサッカー通ですね
そうなんです。日本で公開されている公式記録では、釜本邦茂さんの記録は76試合出場で75ゴールとなっているんですよね。でも、このデータはイギリスの「90min」がデータ元の独自で算出をしているそうです。
ですので、84試合で80ゴールで見事、ランキングの4位に選出。日本の公式データを採用したとしても、堂々8位にはランキングしますので、やはりトップ10入りを果たす立派な記録。
あの「サッカーの神様」ペレが77得点ですから、やはり素晴らしいの一言です!
アルゼンチン代表の生きる伝説、メッシは68得点で20位。代表では輝けないとW杯のたびに叩かれるメッシですが、それでも20位に入っているのだから、やはり化け物ですね。言葉がありません。
ちなみに日本人では52歳の現役Jリーガー・三浦知良選手も、55得点で39位にランキングしています。現役を続けるプレイヤーの年齢だと間違いなくギネスもの。世界一ですけどね。さすがカズさん、キングとしての面目を保っています。
では、トップ3の発表です!
サッカー世界得点ランキング【各国代表篇】トップ3
サッカー世界得点ランキング第3位
3位 フェレンツ・プスカシュ(ハンガリー)
3位はハンガリー代表のフェレンツ・プスカシュ選手。84得点/85試合という記録です。
1950年代前半から実に4年間無敗を続け「マジック・マジャール」と呼ばれた
ハンガリー代表のキャプテンとして活躍した伝説の選手。
無敗記録が途切れたのは、1954年のFIFAワールドカップ・スイス大会の決勝。対戦相手は西ドイツで、ハンガリーの連続無敗記録は31試合に終わりました。
それでも、その後、ハンガリーは1956年にトルコに敗れるまでなんど18試合無敗を続けています。西ドイツに勝っていたら「50試合無敗」というとんでもない記録になっていたかと思うと残念です。
そしてこの素晴らしい功績を称えて、2009年度以降のFIFA主催大会で、最も優れたゴールをした選手には「プスカシュ賞」が与えられるようになっています。
まさに伝説の選手が、サッカー世界得点ランキング第3位でした。
サッカー世界得点ランキング第2位
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
2位は、ご存知、ポルトガル代表のCR7こと、クリスティアーノ・ロナウド選手93得点/160試合という記録です。
2003年からポルトガルのA代表入りをしてから、足掛け16年でこの偉大な記録を残しています。怪我なくコンスタントに活躍した証拠でもありますね。
ポルトガル代表の記録ではありませんが、
- UEFAチャンピオンズリーグシーズン最多得点(17得点)
- レアル・マドリード通算最多得点(364得点)
- 公式戦6シーズン連続50得点(史上初)
- リーガ・エスパニョーラ6シーズン連続30得点(史上初)
これでも記録のほんの一部ですが、まばゆいばかりの結果を残してきています。本当に「ゴールゲッター」としての才能を、所属チームのみならず代表戦でも如何なく発揮してきて稀有な選手ですね。CR7おそるべし、です。
サッカー世界得点ランキング第1位
アリ・ダエイ選手(イラン)
そして、サッカー世界得点ランキング第1位に輝いたのは、イラン代表として「ペルシアン・タワー」の異名をとったアリ・ダエイ選手
109得点/149試合という記録です。
唯一、代表での得点を3桁記録している選手です。192cmという高さを生かしたヘディング能力は卓越したものがあり、日本代表もことあるごとに苦しめられてきた印象がありますね。
2007年、選手兼任監督として所属するサイパFCのイラン・リーグ優勝が決定した日、その試合後、選手としては現役引退を発表しています。
ちなみに、2014年には創立60周年を迎えたAFCを記念したAFC初代殿堂入り10名にも選ばれています。イランでは国民的な英雄が、各国代表のサッカー世界得点ランキングの見事第1位でした。
■AFC初代殿堂入り10名
- アリ・ダエイ(イラン)
- ホマユーン・ベフザディ(イラン)
- 奥寺康彦(日本)
- 澤穂希(日本)
- スン・ウェン(中国)
- ホン・ミョンボ(韓国)
- ソ・チン・アウン(マレーシア)
- サーミー・アル・ジャービル(サウジアラビア)
- バイチュン・ブティア(インド)
- ハリー・キューウェル(オーストラリア)
まとめ
さて、サッカー世界得点ランキング、世界の歴代代表の最多得点についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
現役でトップ3に入っているクリスティアーノ・ロナウドが、1位のアリ・ダエイに猛追しているイメージですね。
その差16点。
普通に考えると16点というのは、かなりの得点差のように思えますが、ハットトリックをいとも簡単に達成するCR7ですから、意外と早い段階で歴代トップになる可能性は大だと感じますし、その歴史的快挙を目の当たりにできるかも知れませんね。
大いに期待したいと思います。