1964年の東京オリンピックでの、日本人選手の金メダル数とその競技ってご存知ですか?自国開催の意地もあり、とても健闘したんですよ。
また、金メダル獲得数では参加国中の日本が何位だったのか、その順位やメダリストの選手についてもお伝えしていきます。
お付き合いくださいね。
東京オリンピック1964の金メダル競技とメダリストは?
1964年の東京オリンピックから、実に56年ぶりになる東京オリンピック2020。
日本では2度目の開催になる夏季オリンピックが、まさか同じ東京で行われるとは夢にも思いませんでしたね。
実は夏季・冬季のオリンピックを合わせると、日本では4回目のオリンピックになるですよ。
- 1964年:東京オリンピック
- 1972年:札幌オリンピック
- 1998年:長野オリンピック
- 2020年:東京オリンピック
これは、アメリカ(8回開催)、フランス(5回開催)に次いで、世界で3番目に多いオリンピック開催国ということになります。
すごくないですか、これ?
アジア諸国を見てみると、韓国が2回、中国が1回の開催地。アジアでは向かうところ敵なしの状況なんです。
また、同一都市で2回以上開催された夏季オリンピックは、
- ロンドン(3回)
- ロサンゼルス(2回)
- パリ(2回)
- アテネ(2回)
- 東京(2回)
同じく、冬季オリンピックでは、
- レークプラシッド(アメリカ)
- サンモリッツ(スイス)
- インスブルック(オーストリア)
この3都市が、同一都市で2回、開催地になっています。
実は、東京オリンピックは、1940年にも開催候補地となった歴史があるんですが、戦争を理由に開催を返上したという歴史があるんですよ。
この話は長くなるので、別の記事でご覧ください。
さて、前置きが長くなりましたが、東京オリンピック1964の金メダル競技とメダリストについてお伝えしていきましょう。
東京オリンピック1964の金メダル競技とメダリスト
56年前に開催された東京オリンピック1964では、全21種目の競技がおこなわれ、日本は29個ものメダルを獲得してるんです。
金が16個、銀が5個、銅が8個という結果。
自国開催のメンツを保つ素晴らしい結果だと思います。
さて、その東京オリンピック1964で行われた21種目の競技が下の競技です。
東京オリンピック1964での実施競技
- 陸上競技
- 競泳競技
- 飛込競技
- 水球
- 体操
- 柔道
- レスリング
- 自転車競技
- バレーボール
- バスケットボール
- サッカー
- ボクシング
- ボート
- セーリング
- カヌー
- フェンシング
- ウエイトリフティング
- ホッケー
- 近代五種競技
- 馬術
- 射撃
そして、このオリンピックで16個もの金メダルを獲得したのは次の方々です!
金メダル(16個)
- 桜井孝雄(ボクシング・バンタム級)
- 三宅義信(ウエイトリフティング・フェザー級)
- 市口政光(レスリンググ・レコローマン・バンタム級)
- 花原勉(レスリング・グレコローマン・フライ級)
- 上武洋次郎(レスリング・フリースタイル・バンタム級)
- 渡辺長武(レスリング・フリースタイル・フェザー級)
- 吉田義勝(レスリング・フリースタイル・フライ級)
- 中谷雄英(柔道・軽量級)
- 岡野功(柔道・中量級)
- 猪熊功(柔道・重量級)
- 早田卓次(体操男子・つり輪)
- 山下治広(体操男子・跳馬)
- 遠藤幸雄(体操男子・平行棒・体操男子個人総合)
- 遠藤幸雄・小野喬・鶴見修治・早田卓次・三栗崇・山下治広(体操男子団体総合)
- 磯辺サダ・河西昌枝・近藤雅子・佐々木節子・篠崎洋子・渋木綾乃・谷田絹子・半田百合子・藤本佑子・松村勝美・松村好子・宮本恵美子(バレーボール女子)
そして、惜しくも銀銅になった選手は、この方たちでした。
銀メダル(5個)
- 神永昭夫(柔道・無差別級)
- 鶴見修治(体操男子あん馬・体操男子個人総合・体操男子平行棒)
- 遠藤幸雄(体操男子・床運動)
銅メダル(8個)
- 円谷幸吉(陸上男子マラソン)
- 一ノ関史郎(ウエイトリフティング・バンタム級)
- 大内仁(ウエイトリフティング・ミドル級)
- 堀内岩雄(レスリングフリースタイル・ライト級)
- 吉川貴久(ライフル射撃男子・フリーピストル)
- 岩崎邦宏・岡部幸明・庄司敏夫・福井誠(競泳男子800m自由形リレー)
- 相原俊子・池田敬子・小野清子・千葉吟子・辻宏子・中村多仁子(体操女子団体)
- 池田尚弘・小瀬戸俊昭・小山勉・佐藤安孝・菅原貞敬・出町豊・猫田勝敏・南将之・森山輝久・中村祐造・樋口時彦(バレーボール男子)
東京オリンピック1964の日本の金メダル数は、参加国中の何位だったの?
16個もの金メダルを獲得した日本代表選手たちですが、その獲得数の順位は、参加国中のみごと第3位。
アメリカ、ソビエト連邦(現ロシア)という強国についでの3位ですから、本当に立派な成績だと威張りたくなりますね。
今では統一したドイツや分裂したソビエト(現ロシア)やチェコスロバキアなど、国の状況が当時とは変わったいるので、そこは56年前のオリンピックという歴史の流れを感じますね。
各国の獲得メダル数トップ10
順 | 国 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | アメリカ | 36 | 26 | 28 | 90 |
2 | ソビエト連邦 | 30 | 31 | 35 | 96 |
3 | 日本 | 16 | 5 | 8 | 29 |
4 | 東西統一ドイツ | 10 | 22 | 18 | 50 |
5 | イタリア | 10 | 10 | 7 | 27 |
6 | ハンガリー | 10 | 7 | 5 | 22 |
7 | ポーランド | 7 | 6 | 10 | 23 |
8 | オーストラリア | 6 | 2 | 10 | 18 |
9 | チェコスロバキア | 5 | 6 | 3 | 14 |
10 | イギリス | 4 | 12 | 2 | 18 |
まとめ
ということで、1964年の東京オリンピックでの日本人選手の金メダル数とその競技、また金メダル獲得数では、全参加国中で日本が何位だったのかについてお伝えしてきました。
東京2020も自国開催ですから、是非とも同じようなメダルラッシュと日本がもっと元気になるように思います。多くの日本代表選手がメダリストになれるよう、観客として大いにサポートしていきましょう。
じゃあ、最後にお決まりのあれを。
頑張れ、日本!!!