2013年の田中将大は、まさに連勝記録づくめ。
その突出した記録は暫く破られることのないだろう
素晴らしい記録ばかりです。

2013年シーズンは、改めて田中将大という投手の
その力量や気持ちの強さを内外にアピールした年。
そういっても差し支えないように思います。

残念ながら2013年の楽天初優勝を置き土産に
田中選手はニューヨークヤンキースへ移籍しましたが
今もってその連勝記録は色あせてはいません。

スポンサーリンク

田中将大の成績 2013年連勝記録への道

連勝記録へ突き進んで行った
2013年の田中将大投手の歩みを
いま一度、時系列でみていくことにしましょう。

2013年の初先発は、4月2日のオリックス戦でした。
7回を投げ、5安打1失点4奪三振の堂々の投球で
この年の初勝利をつかみます。

そこからは、どんどんと勝ち星を重ねて行き
シーズンの折り返しオールスター前には
既に13勝をあげています。

■4月 4試合登板 3勝0敗(勝敗つかず1)

■5月 5試合登板 4勝0敗(勝敗つかず1)

■6月 4試合登板 3勝0敗(勝敗つかず1)

■7月 3試合登板 3勝0敗

ここまでの総合成績は
16試合に登板。13勝0敗(勝敗つかず3)

——————————————

★7月19日 オールスターゲーム2013

ファン投票パリーグ投手部門で1位を獲得

第1戦 7月19日(札幌ドーム)に先発
2イニング投げ無失点。敢闘選手賞を受賞

——————————————

2013年の後半戦、8月になっても
田中将大と楽天の勢いは衰えず
ここからは連勝記録をどんどんと伸ばして行きます。

■8月9日(対ソフトバンク)

プロ野球新記録となる、開幕16連勝を記録。

■8月16日(対西武)

前年度2012年からの通算で
21連勝を達成(プロ野球新記録)

■9月6日(対日本ハム)

ついに、開幕20連勝記録を達成します。

この記録はなんと101年ぶりに更新された
世界新記録というもの凄い記録更新です。

■10月8日(対オリックス)

2013年のレギュラーシーズンは
なんと、24勝0敗という驚異の成績をマーク。

もちろん、無敗で最多勝を獲得したのは投手は、
田中将大が史上初の快挙です!

田中将大の成績 2013年ポストシーズン

ポストシーズンになっても
さらに連勝記録の快進撃は続きます。

■10月17日(25勝目)

CSファイナルS第1戦

29試合目(対ロッテ)
9回7安打0失点9奪三振

■10月21日(2セーブ目)

CSファイナルS第4戦

30試合目(対ロッテ)
1回2安打0失点0奪三振

この試合ではクローザーとして登板。
日本シリーズ進出を決めた試合になりました。
そして、日本シリーズで
楽天は球団創設初優勝を賭けた戦いへ。

田中将大は日本シリーズ第2戦に先発。
9回3安打1失点12奪三振
見事、完投勝利を納めました。

その後も、楽天は勝ちを重ねて
シリーズ3勝2敗で日本一へ王手という状況を迎えます。

田中将大の連勝記録がストップ!

11月2日、あと一勝で日本一という状況で
マウンドに立ったのは、やはりこの人。
エース・田中将大でした。

なんと160球という球数の熱投
9回12安打6奪三振の好投を見せるも
楽天は巨人に破れてしまいます。

この時点で、田中将大の重ねた連勝記録も
「26」でストップしてしまいました。

しかし、その翌日。

田中は運命の日本シリーズ第7戦に
9回再びクローザーとしてマウンドに上がります。

160球も投げた翌日に連投するその姿に
Kスタ宮城の興奮は最高潮に達したのを
覚えている方も多いのではないでしょうか?

結果、最後のバッター、矢野謙次を
空振り三振に仕留め、球団創設史上初の日本一
楽天ファンにプレゼントしたのでした。

田中将大の連勝記録まとめ

では、最後に2013年の田中将大の
連勝記録をまとめておきます。

■2013年レギュラーシーズン成績

・24勝0敗1セーブ
・防御率1.27
・183奪三振
・自責点30

■2013年シーズンの連勝記録

・26勝

・前年度からの連勝記録4勝を加えた
連勝記録「30」はギネス世界記録に認定

■レギュラーシーズン連勝記録

実はヤンキースへ移籍後も連勝を記録しており
田中将大のレギュラーシーズン連勝記録は
日米合わせて「34連勝」になっています。

※2012年8月26日 -~2014年5月20日